麦茶の製造工程、効用
麦茶のできるまで
- 原料麦
- 貯蔵サイロ
- 風力・篩(ふるい)選別
- 予備焙煎
- 焙煎
- 風力冷却
- 篩(ふるい)選別
- 製品貯蔵タンク
- 自動計量
- 袋詰め
- 焙煎された麦茶
- 粉砕
- ティーバッグ自動充填包装機、自動集積装置、外装ピロー包装機、重量検査機
- 製品ケース詰め
焙煎された麦茶は、粉砕機で適度な粒に粉砕され、一定量に袋詰めされてパッケージングされます。これらの作業はすべてオートメーション化されています。
麦茶特有の香りと色

麦茶の原料は、国内産の小粒大麦、大粒大麦、裸麦です。
麦茶の製造工程は複雑ではなく、精選された原料麦を焙煎機に入れ、麦の中心部まで2〜3回程度、通常200〜280℃の高温でていねいに煎り上げて出来上がりです。
煎りの加減は、麦の量や火の強さなどで調整されます。
あの特徴ある香ばしい香味は、大麦、裸麦に含まれる植物性油成分を焙煎により発散させた後、澱粉質、糖質、タンパク質が加熱されることにより二次的に得られます。また、麦茶の色も、澱粉質、糖質、タンパク質の熱分解により生成されたものです。
麦茶の効用
胃を守り、成人病の予防にもつながる
ふだん私たちが何気なく飲んでいる麦茶。実はとても優れた飲料なのです。
麦茶の抽出物をテストしたところ、胃の粘膜を保護する作用や、糖尿病の合併症を防ぐ効果、炎症を抑える作用など、優れた機能性のあることがわかりました。麦茶を愛飲してきた私たちの祖先の知恵には、科学的な根拠があったといえるでしょう。
麦の研究結果
麦茶は、成人病の原因となる活性酸素を消滅させる
(神戸学院大学教授・農学博士/梶本五郎先生)
「抗酸化作用」を持つため、ガン、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病などの予防効果が期待されています。また、麦茶の原料である大麦は、食物繊維が豊富で鉄分に富み、他方、カフェインやタンニンを含まないので眠れなくなることもありません。
栄養価の高い麦からできた麦茶は、夏に限らず一年中飲むと良いですね。麦茶の有効成分を効果的に採るには、丸粒麦茶かティーバッグ麦茶を5分以上ヤカンなどで煮出したものが良いようです。
(全国麦茶工業協同組合の冊子より引用)

